11月23日(祝)に開催いたしました「第2回 等々力陸上競技場改修の進捗説明会」の議事録を掲載いたします。
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「第2回 等々力改修の進捗説明会」
2010年11月23日(祝)9:10~12:00 於・会館とどろき
[当日資料]
■等々力緑地再編整備検討委員会事務局より
資料1:等々力緑地再編整備基本計画【概要版】
資料2:大規模施設の検討
[出席者]
等々力緑地再編整備検討委員会事務局
・川崎市総合企画局公園緑地まちづくり調整室長 鈴木 賢二 氏
・川崎市総合企画局公園緑地まちづくり調整室担当課長 岡 正 氏
・川崎市建設緑政局緑政部公園緑地課長 大谷 雄二 氏
推進する会
・紀中靖雄事務局長
・各構成団体メンバー
[議事]
第1部「進捗説明会」
検討委員会事務局
10月末に基本計画をまとめた。本日はその中で、皆様方がご関心を寄せられている陸上競技場についてどう検討されたかを特にお話ししたい。陸上競技場については、大まかな配置と規模感を決めさせていただいた。年度末に向け、実施計画をまとめる。その中で具体的な形、工期や閉鎖期間を決める。
(資料1:「等々力緑地再編整備基本計画【概要版】」の読み上げ)
実施計画のとりまとめは、ホームページ等で市民の皆様にもお示ししながら進めていきたい。
(資料2:「大規模施設の検討」の読み上げ)
サッカースタジアムの新設も含めて検討した。サッカーを見る方が、よりピッチに近い、見やすいことも含めて検討した。
3つの大規模施設(硬式野球場、陸上競技場、サッカースタジアム)のうち「どれかを等々力緑地外に出せないか」ということで、一番小さな野球場を出すことを検討した。
1万人程度の野球場が入る場所を、企業所有のグランド、公園、学校の空き地等に移せないか検討した結果、緑地外に土地が見つけられなかった。緑地内では、下水処理施設の上に入らないか検討。下水処理施設の上に載せられる重さは決まっている。また、耐震補強が必要。スーパー堤防を作るとなるとさらに重さが加わる。野球場を載せるには、地下のコンクリートの打ち増しが必要で、下水処理施設の能力が落ちる。したがって、野球場は載せられない。
等々力緑地内にある他の施設を他の場所に持っていくこともできず、他の施設に変えることもできない。
建蔽率については、12%となっている。現況で、また下水処理施設完成後で、建蔽率を計算してみたが、3つの大規模施設は緑地内に入らない。国が今年6月に地域主権戦略大綱を閣議決定した流れもあり、検討委員会では、特区申請を国に働きかけてはどうか、という話も出た。等々力緑地は都市公園であり、もともと都市公園法は、都市に緑が少ないから緑を大切にということで決められた法。特区を考えるにあたっては、都市公園の中での緑をどうしていくのか検討し、議会も通して、となるとやはり相当な時間がかかる。請願書にあったように、早く、安全・快適な環境を、となるとスケジュール感が合わない。
———-質疑応答———-
(質問)
建蔽率に関わる質問。野球場は1万人収容にすることで決定? 野球場の拡大が第一に考えられているように見えるが?
検討委員会事務局
1万人程度を想定している。関係者の中からそういうご意見をうかがっている。ただし、建蔽率資料の中にある数字は大まかに見ているもの。
(質問)
実施計画が今年度末に出されたら、そこに示された方向で話が進んでいってしまうと思われる。今日の説明会で、実施計画の内容についての話がない状態で、このまま実施計画が出されたら我々はどうすればいいのか?
検討委員会事務局
我々も、いい陸上競技場を造りたい。中途半端な改修をやる気はない。市民が誇れる陸上競技場にしていこうと考えている。実施計画策定にあたっては、関係者のご意見を聞く、としている。これから、皆様のご意見を聞く場を設けようと思う。
(質問)
実施計画の策定は今年度末。にもかかわらず、まだ計画については何も言えず、皆の意見を聞く機会を設けるといっても、時間的に無理がある。利用者の意見を聞くとされているが、観戦に訪れている観客の意見は反映されるのか? 具体的にどうやって意見を集めるのか?
検討委員会事務局
行政だけで決める気は全くない。どういう形でご意見を聞けばいいのかを考える。こういう、推進する会主催の説明会のような場でも、意見は聞いていけると思う。パブリックコメントもとった。
これから、推進する会のような団体や、ホームページ等も使うのがいいのか。実施計画をこの場では言えないが、ホームページ等で検討経過も明らかにしていく。まだ、陸上競技場の青写真もない状態。どういった形でご意見を集めたらいいのか、ご意見をいただければ。
(質問)
何を言っても無駄な気がしてしまうことが多い。市長が行ったタウンミーティングでもそう。また、等々力陸上競技場整備基金についても、集まった金額がいまだに発表されていない。
検討委員会事務局
基金の発表については、ご意見はうかがっている。担当部での作業が滞っており、申し訳なく思っている。現在、約2,870万円集まっている。陸上競技場でフロンターレの試合時には約70万円ほど。その他は個人や法人から。
(質問)
年度末まであと4ヶ月しかない。どうやって意見を集められるというのか?
検討委員会事務局
陸上競技場の利用にあたって、一番大きいのはフロンターレとその観客。それに陸上と、若干のイベント。興行者を通してご意見を聞いている。
改修に関する要望は、フロンターレを通じていただいている。どういうスタジアムを造るのかは、陸上の方々、サッカーの方々と協議していく。どのような形になるのか、改修要望にかかわるような点は、絵のようなものにしてお示しする。たとえば、会合型のようなものでやることもあり得る。サポーターの方々、フロンターレ、陸上の方々など、紙やメールでやり取りするよりは、顔を合わせてやる機会も考えたいと思う。ワークショップのような形で。
(質問)
そういう場を準備する、と言い切っていただければ。市長は中原区でのタウンミーティングで、市民の意見は聞かない、というニュアンスで言っていた。
検討委員会事務局
市長は、「ここをベースに考えていきましょう」という意味の発言だったと思う。全く聞かないという意味ではない。私たちが今、ここで決められないので、今日この場では「考えたい」と言っている。
(質問)
女性の意見が少ないと思う。ワークショップは、子供にも配慮した形でお願いしたい。意見を聞く際、トップの人々の話は聞いていても、利用者の意見は吸い上げられていないのでは?と感じる。以前、陸上競技場に手を入れた際、川崎市の陸上関係者は話を知らなかったと聞いている。補助競技場で陸上競技会を開けるようにするという計画だが、利用者の意見が届かなければ、結局競技会ができないものになってしまうのではないかと邪推してしまう。金のかかることでもあり、無駄なものにならないようにしてほしい。
民間活力の導入について。たとえば、フロンターレを指定管理者にする? もしくはPFI等、建設時に何かを考えている?
検討委員会事務局
PFIについて。一括して設計・施工・運営を民間に預けるという手法もあるが、手続き等で2年近くかかる。具体的な検討は年度末に向けて行う。今のところ、設計・施工までで切るか、とも思っている。
等々力緑地全体の整備をしているので、緑地全体か、あるいは競技場だけか、民間運営のやり方も考える。
(質問)
硬式野球場はなぜ1万人規模が必要なのか? 緑地外へ出す検討も1万人規模でなされている。どうしてもまず野球側の声あり、となっている気がする。どう検討されたのか?
検討委員会事務局
硬式野球場は、日中は高校、休日は社会人等、夜間は一般の軟式野球もふれあいネットで受け付けている。高野連、首都大学リーグ等からご意見を聞いた。神奈川県内では、相模原や保土ヶ谷が15,000人規模。今、等々力では高校予選の3回戦までしか開けない。「最低でも18,000人」、中には「プロが呼べるような野球場を」という意見もある。
我々は、緑地内の緑の維持や、また、請願書が出されて採択された1万人規模を想定している。
(質問)
実施計画、設計、施工、完成の一連のスケジュールを聞かせてほしい。市長はタウンミーティングで「だいたいいつ頃までにどうする」とにおわせているが、行政内では市長が言っているスケジュールを前提としているのか? ワークショップを開いてほしい。その中では「緑を大事に」という意見も出てくるかもしれないが、多様な意見が出てくるのがいい。お互いに認識し合える。
スーパー堤防について。国の方針(事業仕分け)でほぼなくなったはずだが?
検討委員会事務局
スケジュールについて。
まだ検討中。ワークショップを、というご意見をいただいているので、ちゃんと検討する。どんな施設にしていくか、ちゃんとやるべきことをやっていくことを考えている。いろんな手順は踏むので時間はかかるが、どんな施設にするか決まればその後のものは早くやっていく。陸上競技場は川崎市に1つしかない。工事中の開催もどうするのか検討せねば。事業者によっては、着工すれば2年でできるというところもある。最短で進めたい。
スーパー堤防について。
下水処理施設の部分は今回の基本計画に入っている。ただし川沿いの住宅地等は入っていない。仮にスーパー堤防をやるにしても、まちづくりと一体でやるのが一般的。公園として組み込むのが困難な中で、スーパー堤防を考えるのは無理かもしれない。ただし、下水処理施設の上は市の土地。ここはスーパー堤防を考えることが可能。
(質問)
目標は何年度か? 金の問題、議会もかかわる。国の金もかかわっている。
検討委員会事務局
今年度は実施計画を作る。陸上競技場を具体的にどうするか、という手順、スケジュールは今後詰めていく。一般的に言えば、平成23年度から基本設計と実施設計、こういったことを短縮していくことが考えられる。
事業費的なものも考慮しながら、スケジュールも決めていく。一般的にいうと、市長も「早く」と言っているし、市長のマニフェストで「平成25年度までが第一期」としている。我々もそこを目指して頑張っていきたい。
国からの金も入っている、という話。
陸上競技場を以前改修した際、市は借金をしていてまだ残っている。市の財政、他の施策との兼ね合いもある。
(質問)
意見の集約方法が確定するのはいつ? 告知の方法は?
検討委員会事務局
随時、ホームページ等に掲載しながらやることになると思う。広く市民に周知がいいのか、いいとなればホームページ等を使うことになるか。早ければすぐにでも告知を考える。ただ、ワークショップをやるには財源も必要。多少の時間はかかる。100人を超えるワークショップは経験がない。申込の定員があって、それに満たないのが通例。やり方も相談したい。
集約方法の確定については、今は皆様と「ワークショップという方向でやっていこう」ということで話し合ったまでで、時期はこれから。
(質問)
公開で、コンペはやらない?
検討委員会事務局
今は皆様と一緒に陸上競技場を考えていこう、と。コンペも当然考えられる。設計・施工の段階で、使いながら改修という話もあるし、それを整えてから、当然コンペのようなものもあり得る。まだ選択肢の中には残っている。
(質問)
等々力陸上競技場整備基金は、市では「等々力緑地にあてる」となっている。「森の整備に使われては困る」と、二の足を踏んでいる仲間がいる。
検討委員会事務局
名称の通り、陸上競技場にあてる、としている。基金説明文の文字を変えていくのは可能。
(質問)
成果物とは、どういうものを作る? 目標がよく分からないと、考えにくい。
検討委員会事務局
適時、情報提供していく。まだ検討段階。
(質問)
サッカーが見やすいサッカースタジアムを望んでいた。問題があるのは分かったが、今後まだ、等々力にサッカースタジアムができる可能性はあるのか?
検討委員会事務局
検討内容をご破算にすることはない。条例で建蔽率を決めるということに関しては、私どもの中でも2つの方向がある。12%をもっと緩くする、もしくは10~8%として限られた土地の中で活用していくことも考えられる。建蔽率の条例を検討すると、相当な時間がかかる。
当面は、与えられた条件の中で整備していくのが得策ではないか。かなり遠い将来の中では分からないが、今回の流れを逆戻りすることはない。建物の耐用年数は30~50年あるので、その後になると思う。
(質問)
「誇りに思えるスタジアム」とするためにも、海外の視察はどれくらい行った?
検討委員会事務局
海外視察はしていない。情報は得ている中で、専門家やフロンターレによる視察のご意見をうかがいたい。なかなか、市の職員はいけない。今の段階から運営面もにらんで、情報を集めたい。
(質問)
請願は、野球だけでなくサッカーからもアメフットからも一緒に出ていると思うが、なぜ硬式野球場の話だけが固まっている? 1万人規模にして年に何回満員になるのか。どういう試算をした?
検討委員会事務局
硬式野球場を1万人規模にするから陸上競技場を小さくする、という検討の方法はとっていない。陸上競技場も3万人を想定してきている。2020年のJリーグの検査要項で35,000人となっているので、35,000人にも配慮している。
硬式野球場を1万人規模にすることについては、野球の関係者の中にはやはり「立派な野球場に」という思いがある。試算は行っていない。
(質問)
市長はタウンミーティングで「3施設(硬式野球場、陸上競技場、サッカースタジアム)を造る金がない」と言った。硬式野球場が3,000~4,000人規模のままなら、他にできることもあったと思う。建蔽率の計算のしかたもずさんに思える。
検討委員会事務局
現時点での建蔽率は目安。また、施設以外のスペース等も施設には必要。硬式野球ができるのは、市内でここ1ヶ所しかない。川崎市で4,000人規模しかないのはどうなのか、という要望がある。それぞれの競技に必要な要素を入れていった中でのこと。ここをスタートに、皆様に検討していただきたい、という趣旨を市長も言っているのだと思う。
(質問)
アメフットと野球は専用場があるのに、サッカーだけ専用が建たないのはなぜか?
検討委員会事務局
私たちが誘導して決めたのではなく、様々なご意見を委員会等でも議論していただいて決まったこと。いろんな要望を、私どもは同列に扱っている。
(質問)
フランスのモナコでは、5階建ての屋上にピッチがある。下にはプール等がある。建物の容積率の話は出ていないが、そのような構造は可能ではないか?
検討委員会事務局
ご意見として承る。
第2部「出席者同士による意見交換会」
検討委員会事務局からの説明、質疑応答に続き、ご参加なさった市民、ファン・サポーターの皆様にて、意見交換会を実施しました。主なご意見をここにまとめておきます。
川崎市サッカー協会・八巻哲男理事長
川崎市には、サッカーをする場所が少ない。交渉してはいるが埒があかない状況。しかし、意見を言っていけば、扉は開くと思っています。
川崎市陸上競技協会・庄子千賀夫氏
1種公認陸上競技場のためにはサブトラックがないといけません。サブトラックに写真判定室、用具室、医務室、それに観客の風雨を防げることが必要です。それらがしっかりと整えられないと、陸上競技場の利用調整もうまくいかなくなってしまうので、注意していきたく思います。
川崎フロンターレ・武田信平社長
検討委員会が終わり、方向性が出されました。サッカースタジアムは、建蔽率の問題があってできない。地域主権戦略大綱によって、法律ができて、建蔽率が変わればあり得ますが、いつになるのか、どうなるのか分からない状態です。待っていられません。今、競技場は危険な状態です。だから早く造り直しを、と訴えています。
早く、というのには、阿部市長の関係もあります。市長は、改修ではなく改築、としています。やる気を出しています。2013年に次の市長選があり、次の市長が危険な状態に手を着けてくれるかどうかは分かりません。阿部市長在任中に、手を着けるべきと考えます。
これからやること。それは、臨場感があり、ピッチとサポーターが一体となれるとか。そういう要求仕様を作っていくことが大事です。もう、クラブは動いています。ヨーロッパにも視察に行き、研究を始めています。クラブで仕様をまとめ、川崎市にぶつけていくつもりです。
一方、お客様の視点から「これではいかん。こういう観点を」というのがあれば、それをまとめて行政にぶつけていく。ぜひ、ご協力をお願いします。
川崎フロンターレサポーター・山崎真氏
観客の立場から、今回の経緯を見ての感想。先ほど、意見を聞く場を作ってほしいと検討委員会事務局に伝えた結果、実際にワークショップ等の意見交換の場ができるので、いろんなサポーターから意見を伝えていかなければと思います。多くの人が「関心がある」という事を市に見せていく必要があるでしょう。
「陸上競技場の改築」という計画にネガティブなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、スポンサーとなるような企業もない中で、市民の署名活動の結果を受けて、このような規模の全面改築を行うという事例は、国内で他に聞いたことがありません。皆さんの署名活動の甲斐があって、当初部分改築の計画しかなかった等々力陸上競技場の整備が全面改築という形で川崎市の3カ年計画に入れられました。だからこそこれからが大事だと思います。サポーターである我々市民の意見の反映されたスタジアムを作ってもらえるように目指していきましょう。
推進する会・紀中靖雄事務局長
当初、サッカースタジアム新設という構想は、私たちの中にもありました。しかしそれは、サッカーのエゴと取られ話が通らない可能性があったからで、よって陸上競技場の改修としました。
ある方に言われましたのは、「市の後ろには、市民がいる。市民に納得してもらわないと、賛同は得られない」ということです。自分たちだけでなく、市民が使いやすいものを考えていくべきだと思っています。
(推進する会・川崎フロンターレより、今後に皆でスタジアムを考えていくための参考として、ヨーロッパスタジアム視察の報告を実施。主に以下のような点)
・VIPだけでなく一般客も利用できるホスピタリティラウンジ
・ビジネスボックスの運営方法、収入源としての活用
・低くてまっすぐ、スタンド全体を覆う屋根
・フィールドレベルとほぼ同じ高さの最前列席
・電子チケット(またはバーコード)対応ゲート
・ファミリーゾーン
・ファンショップ
・商業施設等との複合型
・芝育成のための通風窓
・スタンドのイスの形状
・緩衝フェンス
・ビジネスラウンジでのビジネス機会創出(名刺設置棚)
・エスカレーター
・スタジアム外観への特徴の持たせ方(エンブレム掲出の他、光でクラブカラーに染める等)
・ソーラーパネル(エコ)
・ピッチとスタンドの距離(可動式スタンド等)
・スタンドの傾斜
・コンコースの幅、スタンド~コンコース~ゲートへの出入りのスムーズさ
(ご意見)
建蔽率では難しいとのことだが、建物の容積率の部分ではどうか(注:建蔽率が敷地面積に対する建築面積であるのに対し、容積率は敷地面積に対するのべ床面積。概していうと、上方に積み上げていけば容積率は増えるが建蔽率は上がらない)。
将来、サッカースタジアムを造るかどうかで、陸上競技場等をどう造っておくかが変わってくる。多くの施設を複合化して(建蔽率を上げずに容積率を増やして)造っておけば、将来的にサッカースタジアムを造る建蔽率が残る可能性があるのでは。
推進する会
我々の中でも、複合化の話は出ていた。ぜひ、ワークショップで話していただきたい。もし、等々力緑地に土地がないとしても、その他が空くときにはサッカースタジアムを!と言えるようにもなるかもしれない。
(ご意見)
バリアフリーを考えたユニバーサルスタジアムになるのがいい。また京都の西京極にあるような「砂被り席」(陸上トラックの際に仮設スタンドを設置)も考えてほしい。
推進する会
バリアフリーについては請願書にも入れてある。砂被り席は、中原区でのタウンミーティングで市長にも伝えた。
フロンターレでも、砂被り席は検討している。たとえば西京極で実施されているものをそのままの形態では持ってこられないので、調査・検討しているところ。
(ご意見)
動線について。等々力は、コンコースが弱い。2階スタンドは後付けで造られたもので、コンコースに柱があって邪魔。「ふれあい小道」が作られて仮設の通路はできたとはいえ、メインスタンドとサイドスタンドをつなぐ動線もない。メインスタンドは貧弱。ぜひ、いいものにしていきたい。
(ご意見)
外観について。誇りの持てるスタジアムにしていきたい。海外によく行っているが、スコットランドのアイブロックススタジアム等、レンガ造りの外観だったり、銅像が立てられていたり。
(ご意見)
外観について。高い建物は景観が悪いとなっては残念。緑地内のスタジアムということで、緑をスタジアムの屋根や外壁、内部に生かすことはどうか。川崎市のイメージ戦略にとってもよいのではないか。
(ご意見)
ソーラーパネルや、緑化、雨水利用も考えていければ。周辺の環境も考えた上で。
(ご意見)
30,000~35,000人のためのアクセスも考えていきたい。最寄り駅からのアクセスは、緑道を整備する等、一体化という意味で整備。安全なまちづくりを考えていければ。
(ご意見)
改築後、名称が「等々力陸上競技場」のままなのはどうだろうか。
スタジアム周囲のスペースも考えていかねば。緑地の中央を通っている道路が邪魔なのでは。
推進する会
名称には、行政が言っている「民間」が多分絡んでくる。ネーミングライツがかかわってくるかどうか。また、ネーミングライツとは別でも、いい名称を考えていくのはいいことだと思う。周囲のスペースについて。中央の道路のことは行政も検討していると聞いている。
推進する会
改築にあたって最大のポイントとして考えているのは「安心」、「安全」、「快適」。それに「一体感」、「臨場感」があり、それについてはバックスタンドとサイドスタンド(ゴール裏)の低さがポイントになるのではないかと考えている。
以上