[等々力陸上競技場及びその周辺の問題点(3)]来場者の通行導線

等々力陸上競技場の全面改修を推進する会では、実際に等々力陸上競技場を利用されている方々から寄せられた指摘・要望をもとに、競技場及びその周辺の施設・環境に関する様々な問題点を把握するに至りました。ここでは、それらの問題点を写真やデータとともに順次ご報告していきます。なお、等々力陸上競技場の全面改修を推進する会としては、川崎市に対してこれらの問題点の改善を要望していきます。

(3)来場者の通行導線

■ コンコース全体の幅
 10,000人程度の来場者でも大混雑して危険なほど、全体的にコンコースの幅が狭い。


バックスタンドコンコース


北側サイドスタンド(ゴール裏)コンコース

■ メインスタンドコンコースからサイドスタンド(ゴール裏)への移動の困難性
 メインスタンドからサイドスタンド(ゴール裏)へ移動するには、スタンド内を通らなければならない造りになっているため、非常に狭いことに加えて、通路になる付近の座席についている方々がぶつかられる、視界を妨げられるなどの被害を受けている。
(補足) 2008年11月23日より川崎市中部公園事務所のご尽力によって、川崎フロンターレの試合開催時には、空調室外機スペースに仮設通路を設置していただいております。


メインスタンドコンコースから階段(写真左端)を上ってスタンドを通り、サイドスタンド(ゴール裏)側(写真右方向)へ向かう来場者

■ コンコース下へ降りる各階段
コンコースの幅を大きく狭めてしまっている。また、人波に押された場合、転落の危険性もある。


地下への階段


地下への階段の造り(転落の可能性あり)

■ コンコースの消火栓設置台
消化設備が入っていない台がほとんど。機能していないのにコンコースを狭めていて邪魔。


何も入っていない台は、過去に灰皿置き場として利用されていたというが、分煙化の進む現在ではここに灰皿を置くことは不可能

以上